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テニス · 2021年4月10日

テニスラケットの正しい握り方7選

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プロのテニスコーチとしては「こう握ってください」と言うだけで済めばと思うのですが、それが通用するのは習い始めの初心者か、楽しむためだけにプレーする場合くらいです。テニスにおけるラケットの握り方は、まず何よりケガを防ぎ、身体が生体力学的に設計されたとおりに動けるようにするためのものだと知っておくことが大切です。 

私たちは一人ひとり違いますから、ある人に合うものが他の人にも合うとは限りません。場合によっては、初心者を痛めることさえあります。次に、ゲームから最大限のものを引き出したい。テニスのグリップは、より大きなパワーを生んだり、ボールにより多くのスピンをかけたり、ラケットを思いどおりに動かすコントロールを高めたりする助けになります。

テニスラケットの一般的な握り方7つを、手短に見ていきましょう。

1. コンチネンタルグリップ(チョッパーグリップ)

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

これはテニスで最初に覚えるグリップです。すべてのショットを打てる握りだからです。レベルが上がるにつれ、フォアハンドとバックハンドでは、より大きなパワーとスピンを生むためにこのグリップから変わっていきます。ただしボレーとサーブでは、このグリップのままです。

2. イースタン・フォアハンドグリップ​

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

クラブプレーヤーにも多くのプロにも、テニスでもっとも一般的なフォアハンドグリップです。コンチネンタルより多くのスピンがかけられ、スピンでボールをコート内へ落としながら、より速く打てるようになります。

3. セミウエスタン・フォアハンドグリップ​

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

ショットにより多くのトップスピンをかけ、バウンドを高くしたり、より良い角度を作りたいときに、イースタン・フォアハンドから進む先のグリップです。

4. ウエスタン・フォアハンドグリップ

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

フォアハンドで人間業として可能な限りのスピンをかけたいプレーヤーに、もっとも多いグリップです。 ラファ・ナダル のように、もう少し極端なグリップの選手もいますが、それは本人にとってどれだけ快適で、どれだけ有効かによります。このグリップを使う選手はたいてい攻撃的なベースライナーで、高さのある重いトップスピンを好みます。クレーコートのあるクラブではとくによく見られ、高いバウンドが、極端なグリップの選手に有利に働きます。

5. イースタン・バックハンド(片手)

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

片手打ちの選手がトップスピンを打つときに、もっとも一般的なグリップです。角度を作り、スピンをかけ、バックハンドでボールの飛び方に良い変化をつけられます。スライスではコンチネンタルグリップを使います。スライスのスイングの仕方に対して、手首にもっとも自然だからです。

6. 両手打ちバックハンド(従来型)

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

両手打ちバックハンドの選手にもっとも一般的なグリップですが、ラケット・ボール・コートの進化と、より大きなスピンと角度を求める流れの中で、少しずつ変わってきています。

7. 両手打ちバックハンド(新しい型)​

「テニスラケットの正しい握り方7選」より

通常の両手打ちグリップに似ていますが、ラケットをボールの後ろからより効果的に振り上げられ、より高い打点で打てるようになります。クレーコートでプレーする選手に非常に多く、カーペットや芝が中心の選手にはあまり見られません。そうした選手は従来型でプレーし、スライス(コンチネンタル)も使うことが多いのです。

誤ったグリップを長期間くり返すと、テニスによくあるケガのリスクが高まります。たとえば テニス肘、腱板断裂、肉離れ、 疲労骨折 など、長期間コートから離れることになるケガです。中には、理学療法や継続的な治療なしには完治しないものもあります。とくに腱板断裂で痛みが続く重症例では、腱を正しく付け直すために手術が必要になります。

結論として、覚えておいてください。正しいタイミングで正しいグリップを使うことが、ケガを避けながら、狙ったショットを安定して打つ道です。ラケットをどう握るか、いつ握るか。これこそが初心者のケガをもっともよく防いでくれますが、 一般に ケガの防ぎ方を 助言する記事で 触れられることはほとんどありません。見落とされたり、上級者になってから取り組むべきことと見なされたりして、優先されないのです。

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